サスティナビリティセンター
持続可能な地域社会を目指して SUSTAINABLE SOCIETY
東日本大震災の被災から立ち上がり、資源循環型の新たなまちづくりを目指す南三陸町。「森里海ひと いのちめぐるまち 南三陸」をまちの将来像に掲げ、住民や事業者が“自分事”として様々な社会的事業に取り組んでいます。
サスティナビリティセンターは、南三陸町を拠点として、持続可能な社会の実現のため、地域の環境調査を行い、内外の研究者の知見も取り入れながら、産学連携の機会を創出します。また、多様な研修プログラムの提供を通じて持続可能な社会づくりを担う人材の育成を行います。そして、地域づくりに関わるプレイヤーの情報交換や協働の場である「南三陸いのちめぐるまち学会」の運営を通じ、地域連携を深め、新たな取り組みのキッカケを生み出します。
メンバー紹介
団体名称 | 一般社団法人サスティナビリティセンター |
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団体所在地 | 〒986-0775 宮城県本吉郡南三陸町志津川廻館69−15 事務所(〒986-0768 宮城県本吉郡本吉郡南三陸町志津川御前下25) |
電話 | 050−5236−2263 |
設立 | 2018年4月 |
設立目的 | 「森里海ひと いのちめぐるまち 南三陸」の実現とその理念の普及 |
事業内容 | (1)調査研究・コンサルティング (2)人材育成 (3)地域資源活用 |
代表理事 | 太齋彰浩 |
役員 | [理事] 工藤真弓(上の山八幡宮禰宜・かもめの虹色会議主宰) 佐藤克哉(有限会社山藤運輸代表取締役・南三陸町総合戦略推進会議委員) 佐藤太一(株式会社佐久専務取締役・南三陸町総合戦略推進会議委員) 山内亮太(株式会社ESCCA代表取締役) [監事] 佐藤和幸 |
2018年度活動実績
1.いのちめぐるまち推進協議会(地域資源プラットフォーム)
・第1回協議会開催(10/1)
→発会の経緯、地域エネルギー協議会、ゴミゼロ実証実験の情報交換
→参加者46名
・第2回協議会(2/27)
→ASC認証取得カキ養殖のその後の報告、ゴミゼロ実証実験の結果共有、
ラムサール条約登録湿地の活かし方について、情報交換
→参加者26名
・会員数 団体14・個人8 計22(2019.5現在)
2. いのちめぐるまちの人材育成
・小学生〜高校生向けの「いのちめぐる」を実感するプログラム作成
→二枚貝の水質浄化実験キット
→サケを題材に環境・経済・社会や世界とのつながりを学ぶ授業
→地元小中学校での森里海の価値を知り、そのつながりを知る授業
・実践型インターン
→大学生対象の4週間のインターンプログラム
(2018年度は復興庁事業で夏期4社8名、春期5社9名の大学生受入)
→大学生:企業の課題解決をとおして働くことの意味を知り、選択肢を広げる
→地域企業:インターンを機会に自社の課題解決を推進し、自社を見つめ直す
→地域:地域に深く関わることで大学生が地域のアンバサダーになる
・学校・企業研修、講演等
→NECネッツエスアイ株式会社様 南三陸研修(7/11〜7/13)
→早稲田実業学校初等部様 親子研修(8/2〜8/5)
→サニクリーンアカデミー様 サニエル親子ネイチャーツアー受入(9/8〜9/9)
→筑波大学様(第3回アジア・太平洋地域の遺産保護における自然と文化の関係に
関する人材育成ワークショップ〜災害とリジリエンス)
→Deakin Univ.様 日本研修 いのちめぐるまちレクチャー
→その他、関東学院大学様、富士ゼロックス総合教育研究所様、株式会社博報堂様
などの研修時講師
3.調査・研究活動
・潜水調査、プランクトン調査等の各種生物相調査
・地域エネルギー現況調査
→町内の住宅用太陽光発電設備普及状況
→モデル企業の聞き取りによる再生可能エネルギー導入可能性調査
→民間・行政の対話を進める地域エネルギー協議会開催支援
・南三陸サスティナビリティ学講座開催(東北大学等との共同事業)
4.ASC認証取得カキのブランド化推進
・戸倉地区の若手漁業者らとの共同による地域商社機能の実験
→1年もの殻付きの販路拡大支援
→成分分析による差別化因子判別
→ホームページ、映像製作による販売促進
→新規販路開拓